コロナ禍における内食・外食産業の変化
2021.02.26
みなさん、こんにちは。有限会社セゾンの後関と申します。
当社ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
1月に再び発令された緊急事態宣言も延長となり、コロナウイルスの終息がまだ見えない今日ですが、
長引く影響により私たちの生活スタイルにもさまざまな面で変化が及んでいます。
そのひとつに、食生活の変化が挙げられます。
私たちが購入する食品や外食スタイルに変化が生じ、その影響が食品業界にも現れているようです。
■巣ごもり需要で即席麺の売り上げが好調
外出自粛や飲食店の時短営業が影響し、自宅で食事をとる機会が増えた方も多いと思いますが
コロナによる巣ごもり傾向により、カップ麺などの即席麺の売り上げが好調です。
これまでもお湯を入れるだけで食べられるカップ麺は災害時の備えとしても重宝されていましたが、
コロナの影響により保存食としてのまとめ買い需要がさらに高まりました。
売上好調の流れに乗って、新商品の発売やリニューアルも進んでいます。
「カップヌードル」などの即席麺を主力とする日清食品では、昨年秋「どん兵衛 きつねうどん」などの和風カップ麺4種のリニューアルを行いました。
1月にはユニクロとコラボした「日清のヒートテックどん兵衛」を発売するなど、さらに商品ラインナップを充実させています。
また、これまでに比べて売上の増加が顕著になったのは袋麺です。
2019年には国内生産量が5年ぶりにマイナスとなった袋麺ですが、昨年再び需要を伸ばしました。
袋麺はカップ麺に比べて麺を茹でるなど調理にひと手間がかかるものですが、
自宅にいる時間が長くなったことで、調理に時間をかけても野菜や肉を加えるなど手軽にアレンジしやすく
食生活にバリエーションを持たせることができる点で人気となっているようです。
このような手軽に食べられる即席麺を在宅勤務時や、休校中の子供のお昼ご飯などに利用された方も多いのではないでしょうか。
そのほか、家庭での調理の機会が増えたことから、トマトケチャップや焼き肉のたれ等、調味料の売り上げも増加傾向にあるようです。
■外食産業も新たな販売ルートを模索
コロナウイルスの拡大により、大きな打撃を受けた外食産業。
外で食べる機会が減り、街を歩くとテイクアウト表示のある店が目立つようになりました。
そんななか、テイクアウトやデリバリーに特化した、客席を持たない飲食店である「ゴーストレストラン」が増加しています。
コロナの影響で稼働率が低くなったダイニングスペースを有効活用するもので、テイクアウトやデリバリー向けに最適化することで
調理時間や食材の無駄を省いたり、新しいメニューの開発もしやすくなるなどのメリットがあるようです。
ウーバーイーツなどのフードデリバリーとも相性がよく、今後も広がっていくことが予想されます。
また、ANAが機内食をネット通販で販売したことも話題になりました。
1ヵ月で約5万食が完売するなど売れ行きは好調です。
本来、空の上で食べるはずの機内食ですが、フライト数の激減により行き場を失っていました。
自宅にいながら旅行気分も味わえ、食品廃棄も防ぐことができる素敵な取り組みだと感じます。
コロナウイルスの影響により、食生活のさまざまな面で変化がありましたが
日々の暮らしの楽しみでもある食は、こんな時だからこそ楽しみたいものです。
免疫力も高めたいこの時期、いろんな食品に注目して毎日の食生活を鮮やかにしていきたいですね。
■セゾンではカップ麺など食品の流通加工を強みとしています
今回は、コロナ禍における内食・外食それぞれの変化に注目してお話させていただきました。
セゾンでは食品の流通加工を強みとしており、カップ麺の箱詰め・リパック加工も承っております。
お客様からお預かりした仕様書に基づき、指定された化粧箱への箱詰め、機械を使った製品の包装や賞味期限・製造日の印字、ウエイトチェックを行うことが可能です。
ほかにも、チョコレートの箱詰め加工、そうめんの箱詰め・シール貼り付け・包装加工など、実績が数多くあります。
多種多様な製品の流通加工に対応しておりますので、ぜひ一度セゾンまでご相談下さい。
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