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なべつゆの印字、封函

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2021.09.28

みなさんこんにちは。有限会社セゾンの金田です。
朝晩涼しくなり、すっかり秋めいてまいりました。これから少しづつ寒さも増していく中、暖かい食べ物が恋しい季節の到来です。そんなタイミングで今回は鍋つゆのスタンディングパウチ加工のご紹介です。
蛇足ながらご説明いたしますが「スタンディングパウチ」とは、底面に折り込みがあって広げると自立できる袋のことです。詰め替え用洗剤やレトルト食品などでよく使われており、皆さんもコンビニやスーパーの陳列棚で見かけることが多いと思います。

作業内容は、濃縮鍋つゆを指定数量スタンディングパウチに入れ、賞味期限を印字しシーラーで封緘、指定数量を外装ケースに入れ封函する、というものです。
それでは工程の流れをご紹介します。

①スタンドパウチに鍋つゆを指定数入れてコンベアに流します。数をあげたいのでこの工程に4~5名配置します。
②次にIJPでパウチに賞味期限を印字します。プリンター投入担当がプリントヘッドを通過させるガイドにしっかり商品を合わせます。中身が入った状態ですので印字部分も軽く押さえ出来るだけフラットにします。
③印字されたパウチをシーラーで封緘していきます。かなりの数量を流しますので、横型バンドシーラー3台配置しました。
そして今回の作業のポイントである「含気量の調整」をします。お客様からのご指定で袋の中には一定量の空気を入れなければなりません。具体的な空気量の指定まではありませんでしたが、仕上りの袋の厚みを指定範囲内におさめる必要がありました。しかし残念ながら当社のシーラーにはブロアーの空気量調整機能はありません。
ここで当社の強みの一つでもある生産技術担当の出番です。シーラーの吸排気部にバルブを使った自作の空気量調整機構製作、設置し無事対応できました。
④シーラーの圧着検査後、ウエイトチェッカーを通して合格品を箱詰めしていきます。カートナーで封函、外装箱に印字をして計量したら完成です。

賞味期限の印字がありますので、印字漏れ対策としての数合わせ、また含気量やシーラー圧着不良のチェックなど不良を出さないための検査項目は多いですが、予定していた生産数は無事クリア出来ました。

セゾンでは、得意とする食品の加工作業だけでなく、様々な商品の流通加工を手掛けております。具体的な作業内容はこちらをご参照ください。
【作業内容紹介】
https://osaka-saison.com/service/

このように、セゾンでは各作業ごとに工程管理と記録を行い、付加価値の高い流通加工サービスを提供しております。
是非、他の事例もご覧ください。

【事例集はこちら】
https://osaka-saison.com/service/case-study/

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