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検査キットのセットアップ作業

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2023.04.24

みなさんこんにちは。有限会社セゾンの金田です。

3月13日からマスクの着用も個人判断になりましたが、最近のニュースでの取り上げられかたを見るにつけ、今更ながらポストコロナということを実感しています。
昨年夏には抗原検査キットのネット販売が解禁となりましたが、コロナウイルスに限らず生活習慣病、糖尿病、性病、癌、インフルエンザなど、世の中には医療機器に該当する様々な検査キットが流通しています。
今回はそのセットアップ加工のご紹介です。
それでは工程の流れをご紹介していきます。

①個装箱に表示ラベルを貼付する。
②個装箱を折り、底面にロブセンサーテープ(一度はがすと痕跡が一目でわかるテープ)を貼付しコンベアに流す。
③内容物を挿入する。
本製品の内容物は、検体採取用綿棒、検体抽出液パック、テストカセット、使用説明書でした。それぞれで作業者は分かれますが、いずれも折れ、破損、汚れなど外観不良がないかの目視検査し、指定通りの向き、数量、順番で挿入していきます。
④内容物検査をして自動計量機に通す。
⑤個装箱のフタをロブセンサーテープで封緘する。
⑥表示ラベル、フタ底の封緘テープが貼付されていること、外観不良がないことを目視検査し、指定数量で内箱に詰め、計量する。
⑦内箱を指定数量外装箱に入れ、計量、封函して指定の配でパレット積みして完了。

貼付漏れが無いよう表示ラベルの枚数は厳格に管理しましたが、それについては他の作業とそれほどの違いは感じませんでした。ただ抽出液パックにちゃんと液が入っているかどうか大変見えにくく、目視検査については品質、作業者の負担の両面で何らかの対策が必要と感じました。これに対してはライトテーブル(トレース台)に載せて検査することで解決できました。

セゾンでは、様々な商品の流通加工を手掛けております。
具体的な作業内容はこちらをご参照ください。

【作業内容紹介】
https://osaka-saison.com/service/

このように、セゾンでは各作業ごとに工程管理と記録を行い、
付加価値の高い流通加工サービスを提供しております。
是非、他の事例もご覧ください。

【事例集はこちら】
https://osaka-saison.com/service/case-study/

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